猫のテスト期間

Seconde chance/2度目のチャンスという動物の養子縁組サイトでリュリュを見つけた。Lulu。1歳の雄猫。猫の1歳はもうアドレッサン、子猫と同じようになつくだろうか?
友人の知り合いのうちで子猫が4匹生まれた、と聞いた。写真を送ってもらったら、手の中に入る大きさで子供たちが叫ぶほど可愛い。でも乳離れするまで2ヶ月以上待たなくてはならない。子猫だと先着猫のタマがネズミと間違えて噛み付いたりしないだろうか?
リュリュはパリから車で1時間のシャンティイーだ。
子猫たちはドルドーニュ県の町にいて、パリから電車で6時間( !?)。
子猫を待つべきか、リュリュに会ってみるか・・・深く迷う。

そこへ、リュリュの代父母が(捨て猫、捨て犬は、貰い手が見つかるまで代父母のうちに預かられている)「貰い手がないとリュリュは月末ペットショップに送られる。よかったらそれまで“テスト期間”で預かりませんか?」
それは画期的!
「先着猫と上手くいかないと2匹とも不幸だし・・・」猫好きは同じことを考えるから話が早い。

Période d’essai/テスト期間とは、会社に入社して約2ヶ月、仕事や人間関係がうまくいくか試す期間のこと。この期間中は理由なく辞めたり辞めさせていい。猫もこの制度を取り入れているとは知らなかった。
日曜日、夫とシャンティイーまで出かける。
30代前半の、眉にピアス、腕のタトゥの小柄な男性と、倍くらいボリュームのある女性のカップルが迎えてくれた。
アパルトマンの居間の半分はウサギさん(1匹)の棲家、囲いの周囲を2匹の猫が歩き回っている。ウサギが猫を怖がるのかと思ったら、反対だそうだ。

リュリュ(左)と同居猫のぺガス
リュリュ/Lulu

リュリュ/Lulu

リュリュは小柄でホッソリした綺麗な猫。
「他の人間を殆ど見たことがない」ので逃げ回って、タンスの下やテレビの後ろに隠れる。今日は連れて帰れないかも、と思ったら、ピアス夫がうまいこと捕まえて籠に入れてくれた。

うちに着くと、子供たちが待ちかねていて「わー綺麗な猫」「カワイイ!」と大騒ぎ(怖がるから騒ぐなって)。
そこへタマが「ナンダナンダ、みんな集まって・・・」という顔で現れた。
「初対面!」と、緊張して見守る中、タマはリュリュの籠をを素通りして、部屋を一周すると「ふん、何もないじゃないか」と言いたげに部屋を出て行く。
「こいつ、すごいバカかも」と娘。
リュリュはすぐに家族に気に入られた。アナイスが残していった空洞を少し埋めてくれそうだ。
問題はタマと仲良くなるか、だ。なってくれ!


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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