6月はじめ、スペイン国王フェリペ6世が来仏して晩餐会があった時の、経済・産業相エマニュエル・マクロン。

経済相エマニュエル・マクロン夫妻

「お母さんと一緒?」ではなく、奥様のブリジット、この日初めて公式の場に現れた。なかなか素敵な女性。
今、カップルはベルシーの官舎で平穏に暮しているけど、ここにたどり着くまで波乱万丈の人生だったらしい。

2人が出会ったのは20年前。16歳のエマニュエルはアミアンの高校生、40歳のブリジット・トロニューはフランス語の先生だった。
エマニュエルが先生の“秘蔵っ子”なのはミエミエで、彼も先生を熱い眼差しで見ていた。
当時ブリジットは結婚していて子供3人。田舎町で噂はすぐ広まった。

周囲の目だけではない。法律で、18歳以下の生徒と関係を持った教師は最高3年の禁固刑、と定められている。1969年、16歳の生徒と恋愛関係になった女教師(32歳)が、服役の後、自殺した例もある。
2人は密やかに会っていたものの、アミアンの町はこれまでにないスキャンダルに沸き立ち、ゴシップ週刊誌と化した。
ブリジットは離婚を決意。3人の子供たちは、自分達と年齢が離れていない“義父”が少なからず気に入った。

いたたまれなくなった2人はパリへ脱出。
エマニュエル・マクロンはパリの名門高校アンリⅣに転校し、バカロレアを「Très bien」つきで取得、フランス国立行政学院(エリート官僚養成学校)に入学。2005年に国家公務員になる。
ブリジットは彼のために、夫も仕事も、生まれ故郷も捨て、パリの私立高校の先生になる。だけでなく、出世コースが約束されたエマニュエルの“陰の女性”になる覚悟だった。
でも、エマニュエル・マクロンの高校時代からの愛情は変わらなかった。2人は2007年に結婚。めでたし、めでたし・・・

男性が20歳年下の女性と一緒になるのはよくあるけど、女性にも希望が持てるお話ではない?


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コメント
『ワカメちゃんがパリに住み続ける理由』を購入して読ませていただきました。とても面白かったです!細かいことで、申し訳ないのですが、2つお伺いしてもよろしいでしょうか?

(1) 本にはマクロン16歳、ブリジット36歳で、年の差は20歳と書いてありました。こちらのブログには、歳の差24歳と書いてありますが、どちらが正しいのでしょうか?

(2) 本には「マクロンの両親が、この恋から遠ざけようと息子をパリに追い払った」と書いてあり、遠距離恋愛になったのかなと思いました。ブログには「いたたまれなくなった2人はパリへ脱出」と書いてあります。(2人同時期にパリへ行ったのでしょうか)どちらが正しいのでしょうか?
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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