崖から落ちず鷹ノ巣村にたどり着く

ニースを一望できる場所といえば、Colline du Château/城の丘。
下から見ると、
ニース絶景

2年前の夏、娘とふーふー言いながら登り、足をガクガクさせながら降りたら、すぐ横にエレベーターがあった、という話をしたら、当然、みんなエレベーターを選んだ。
しかし。エレベーターを待つトンネル内はサウナ状態。クラスメートの中にはシャツの下にヒートテックを来ている人もいて汗だくだ(8月にエレベーターを使わなかったのは正解だった。)
頂上に着いてから、木陰がたくさんあるので、「脱いじゃえば」とみんなが言うのに、頑なに汗をかいていた。

上からの眺め

ニース絶景

・・・大学時代の友達とこんな風に旅ができるなんて、思っていなかった。それぞれ違った道を歩いてきて、その道のりの成熟は感じるけど、当時の印象やキャラはそんなに変わっていない。髪に白いものが混じり、目じりのシワは増えているけど、ばったり会えば絶対わかる。夫は40何年ぶりの大学のクラス会に出て、当時好きだった女子が「今日は来てないね」と言ったら、目の前にいたそうだ。その後、会の間中、口をきいてくれなかった、と言っていた。

さて、私たちはニースを後に、ペイヨンという鷹ノ巣村に向かった、のはいいけど、くねくねした細い山道、左ハンドルに慣れていないドライバーは右に寄りがちで、右は崖だ。上からは地元の車がかなりのスピードで降りてくる。崖側に座っていた私は、「寄りすぎ!」「落ちる!」と叫びっぱなし。少し静かにしろと怒られても、怖さは変わらないんで、とっさに声が出る。
それが間もなく祈りに変わった。家族に「私にもしものことがあったら、みんな仲良く元気で暮らすのよ」とSMSを送ろうかと・・・ところが、奇跡的に無事に、私たちはホテルにたどり着いた。
ペイヨンは人口1500人に満たない山の上の村。

ペイヨン

石畳の上り坂の両側には12世紀に遡る石造りの家が並んでいる。
1500人がどこで何をしているのか知らないけど、ひっそり静まり返っている。

ペイヨンの村

鷹ノ巣村によくあるお土産物屋もレストランもなく、こうして昔の姿を保っているのは画期的。
そして神秘的・・・

ペイヨンの夜景

命がけで来た甲斐があった。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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