1週間のニュースザッピング

〇同時多発テロの週明け、ニコラ・サルコジがル・モンドのインタヴューで、
「(オランド大統領のテロ対策強化について)どうしてもっと以前にされなかったのか?シャルリー・エブドのテロは1年近く前だ。野党(つまり自分たち)が当時に要求したたことがなぜ聞き入れられなかったのか?・・・」
政府がサン・ドニ(テロリストの巣窟)襲撃に全力投球しているときに、こき下ろすとはタイミング悪すぎ、八つ当たりはやめろ、と批難された。

〇マニュエル・ヴァルスの国会答弁-党派を超えて統一し、国民の安全を護ろう-中、野党右派のチャチやブーイングは、右派からも叩かれた:「恥を知れ」「時と場合をわきまえろ」

〇“カミカゼ”のうち2人が難民に紛れて入ってきた可能性、と聞いて勇み立ったマリーヌ・ル・ペン。
「私があれほど言ったじゃない !!」と喚くもそれほどのインパクトなし。

〇「オランド大統領が、多発テロに善処しているか?」というアンケートに73%が「ウィ」と答えた。

〇政府の指示で、オモチャ売り場から武器のオモチャが23点が回収された。中には本物そっくりもあったとか。

オモチャの武器

〇テロの首謀者と見られるアブデルアミド・アバウドが死んだサン・ドニ襲撃後、拘留されていた8人のうち7人が釈放。アブデルアミド・アバウドにアパルトマンを貸した男(↓)だけがまだ拘留されている。

パリ同時多発テロ、サン・ドニ襲撃

襲撃されたアパルトマン

パリ同時多発テロ、サン・ドニ襲撃

「ベルギーから来た友達2人を数日泊めてくれないかと言われて貸した。ベッドがないと言ったら『それは構わない、水道があってお祈りができればいい』と言われて・・・」
前科があり、自宅で武器が見つかったというこの男性、「ただ役に立てればいいと思って・・・テロリストなんて全然知らなかった」
誰も信じないこの“言い訳”はネット上でパロディになっている:「モロトフ・カクテル(火炎瓶)を作れるか聞かれたけど、僕はバーテンじゃないから知らないって・・・」

シャルリー・エブドのテロは「表現の自由」が狙われたけど、今回は“コンサートやバー、レストランで楽しむ人たち”が標的。人々が外に出なくなり、経済的打撃を与えるのが目的だ。
映画館やデパートは通常通りになったけど、デパートは30%減、週末の入場者15000人のレ・アールのシネマ・コンプレックスは3000人・・・
「いつも通りに生活したい」、でも「人が多く集まるところは避けたい」。ちょうどクリスマスシーズンに入るのに、パリの経済的打撃は大きそうだ。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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