話題になったディナーの翌日、Canal+のジャーナリストがレストラン、アンブロワジーに取材に行った。
アンブロワジーは1986年に、ベルナール&ダニエル・パコ夫妻がヴォージュ広場に開店した。

“貴族の館の食堂”をイメージしたネオ18世紀スタイル、

レストラン、アンブロワジー

夫ベルナールがシェフで、妻ダニエルが女主人役。ミシュラン3つ星の料理は、“季節の素材を使い限りなく完璧に近い軽めの伝統フレンチ”。

ダニエル・パコと給仕長

レストラン、アンブロワジー

その30日(月)、レストラン定休日の朝、
「“エリゼ宮”から電話があったとき、イタズラ電話だと思いました」とダニエル。
ところが間もなく30人の視察団がやってきて、ヴォージュ広場から店までの安全確認、警官、機動隊の配置・・・狙撃手がどうやって屋根に上るかまでチェック。その後、警察犬-アメリカ整とフランス整-がやってきた。

サービス係は、エリゼ宮から3人、アンブロワジーの給仕長+2人。粗相がないようにリハーサルが行われた。
大統領が2人、どちらからサーブするかで頭を痛めそうだが、6人がかりだったので同時にサーブできたそう。その他の出席者は、マニュエル・ヴァルス首相、外務相ローラン・ファビウス、環境・エコロジー相セゴレーヌ・ロワイヤル、米国務長官ジョン・ケリーなど計14人。
客人たちが料理に満足していたか?の質問に
「オランド大統領はご満足の様子、ヴァルス首相は大喜び、オバマ大統領は最後、すごく陽気でした。ハシシを吸ったわけでもないから、お気に召したんだと思います」格式あるレストランの気取った女主人風でなく、気さくでユーモラス。

オランド大統領は帰る時、ダニエルにキスしたそうで、「ええ!大統領がキス!?」と驚くジャーナリストに、
「それは感じが良くて素敵な方。稀に見るインテリだし・・・あの方はもっと長所を見せるべきだわ」
そんなこと言ったら、オランドさん、またスクーターで通っちゃうわよ!

気になる「誰が払った?」は、「請求書はエリゼ宮に送ります。でもこれだけ世界中に宣伝していただいたんだから、正規のお値段(300ユーロx14)ではなくて、ほんのおしるしだけ・・・」

別のジャーナリストがオバマ大統領に、
「ニコラ・サルコジとフランソワ・オランドとどっちが好きですか?」と、答えられそうもない質問をしていた。
「2人はとても違うから」
「どこが違いますか?」
オバマさんはうつむいてしばし考え、
「オランド大統領はメガネをかけているけど、ニコラ・サルコジはかけていない!」
こういうユーモア、大好き・・・


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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