次は、若い大統領?女性大統領?

フランス人はアンケートが大好き。よく「〇×のアンケートに答えていただけますか?」という電話がかかってくる。
2回に1回はテーマに興味がなくて断るけど、この前は「読んでいる(観ている)メディアについて」。面白そう、とやる気になっていたら「すみません、こちら18歳~35歳対象のアンケートなので・・・」と向こうから断られた。
昨日は、「最近の政治事情について」。「今週、一番印象に残った政治的ニュースは?」「司法相クリスチャーヌ・トビラの辞職(下記参照)をどう思うか?」「2017年の大統領選、誰に投票するか?」(私は仏国籍がないので投票できないんだけ)などなど、けっこう面白かった。
その結果ではないけど、『左派の未来を代表するのは誰か?』というアンケート結果が、昨日ニュースで紹介された。
未来を代表する、つまり2017年大統領選候補ってこと。

1位:エマニュエル・マクロン 53%

次の大統領候補

2期ヴァルス内閣の経済・産業・デジタル大臣は38歳。元投資銀行家。不景気脱出のため、デパートや大型商店の日曜営業許可など掲げたマクロン法を通す。因習に囚われず、物怖じしない態度で、右派レ・レピュブリカンも“欲しい”と思う人材。2017年は早すぎるかもしれないけど、いずれ大統領になる器。彼の高校教師だった奥様は20歳年上。

2位:マニュエル・ヴァルス 47%

次の大統領候補

国会で怒鳴るのが得意で、大統領より威力を感じる。社会党の旧体制と一線を画する。53歳

3位:ベルナール・カズヌーヴ40%

次の大統領候補

2015年1月のテロ以来、メディア露出大。一糸乱れぬプレッピールック(髪は乱れようがない)で無表情。なぜか信頼感を抱かせるキャラ。

4位:クリスチャーヌ・トビラ 28%

次の大統領候補

先週一番ニュースになったのが司法相トビラの辞職。ジハードに参加するため外国に行ったフランス人の国籍を失効させる、という法案にどうしても賛同できず辞職。野党だけでなく与党からもバッシング(時に差別的に)されてもへこたれなかったけど、政治的見解の相違には“自分に忠実でいたい”と。潔い辞職で評価が上がる。
最後の日、ヴァンドーム広場にある司法省を拍手で見送られ、いつものように黄色い自転車で去っていた。
サルコジ大統領時代の司法相ラシダ・ダチは、ヴァンドーム広場の高級ブティック総ナメというスタイルだった。

5位:ナジャ・バロー=ベルカセム

次の大統領候補

モロッコ移民、父親は建築現場の労働者というサクセスストーリー。年齢(38歳)より若く見られ、何かとバッシングされるが、アクティヴに学校制度の改革、改善を進める。左派政治家の人気投票ではマクロンと1位2位を争う。

フランソワ・オランド は 22%で6位・・・

1位2位は、力量とカリスマ性もあるけど、フランス国民が政治家の世代交代を望んでいるのが明らか。
第一、フランス人の70%が「サルコジに大統領になって欲しくない」。大統領選で破れ、「政治から引退する」と宣言した人がノコノコ出てくるなんて!
先週出版されたサルコジ著書『France pour la vie』(生涯フランス)は、“当選後、大金持ちボロレのヨットでクルージングなんかしなければよかった”“農業サロンで「このロクデナシ、とっとと失せろ」なんていわなければよかった”という反省が散りばめられているそうだけど。今頃反省して、かっての支持を取り戻そうなんて・・・


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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