行ってはいけない、このカフェ

初めて会う人と打ち合わせがあって、シャトレで待ち合わせをした。シャトレ広場のカフェは騒がしいので、少し離れたカフェに入り、私はペリエ・ロンデルを頼んだ。氷とレモンの輪切り(rondelle de citron)が入ったグラスとペリエの瓶が運ばれてくる。
ペリエを半分くらい注いで、相手と話していたら、さっきのギャルソンが私たちのテーブルの脇を通ろうとした。
パリのカフェは、目一杯お客を入れようとテーブル間隔が狭いから、グイグイという感じで・・・そしたら案の定、私のペリエ瓶を倒し、液体がスカートと脚に飛び散る。ギャッ冷たい!でもコーラじゃなくて良かった・・・

ギャルソンはパルドンでもデゾレでもなく、倒れた瓶を持ち去り、ペーパータオルを持ってきた。スカートを拭きながら、当然もう一本ペリエを持ってくるだろうと待っていたら、液体が半分ほど入ったコップを置いて、立ち去る。何コレ・・・
相手(しかも初対面)がしゃべっていたので話の腰を折るのが躊躇われ、反応するタイミングを逃す。間もなく相手も気付いた。
「何コレ?」
「倒したペリエの代わりらしいです」
「それはヒドイ」
「他の人の残りかもしれないし・・・」
「文句を言おう」
「でもタイミング逃したし、このカフェに2度と来なければいいわけで」
「いやそれじゃ気がすまない・・・」と彼は、問題のギャルソンを呼ぶ。
「君、自分が倒したんだからもう一本持ってくるべきじゃないか」
ギャルソンはポカンとして、
「だってもう殆ど入ってなかったから」(殆どスカートの上にこぼれたんじゃない !? シンジラレン!)
しかも、どのくらい残っていたかは問題じゃなく、原則の問題だろうが。
「何が入っているかわからんもの、お客が飲めるわけないだろう」
ギャルソンはますますわからない、という顔になり、肩をすくめて立ち去った。
「言ってわかる相手じゃなかった・・・」と私。

コップやお皿をテーブルに投げるように置いていく(でもちゃんと着地する)ギャルソンは珍しくないけど、コイツはサービス&衛生観念が全くぶっ飛んでいる。大体、こういうギャルソンを置いとくカフェの主人にも問題あり・・・
・・・なので、行かないほうがいいです、このカフェ。

オ・トラピスト(トラピストビールがあるってこと?):4 rue Saint-Denis 75001

カフェ、シャトレ


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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