11月13日のパリ同時テロの実行犯の一人、サラ・アブデスラム(26歳)。他の犯人たち同様自爆するはずが気が変わり、自爆ベルトを捨て、仲間の助けで逃走。4ヶ月逃走の後、3月18日、ブリュッセルのモランビーク地区で捕まった。モランビーク地区は過激化養成地区として知られ、パリ同時テロはここで数年前から準備されていた。ブリュッセル警察のドジが批難されたわけだ。
国際協定で、サラ・アブデスラムのフランス引渡しに時間がかかり、4月末にイル・ド・フランスのフルリー・ムロジス刑務所にひそやかに護送される。
この刑務所は2955人収容でヨーロッパで一番大きい。唯一の女性所長でも有名だ。

サラ・アブデスラムのムショ暮らし

サラ・アブデスラムは他の囚人から“拍手で迎えられた”(何、考えてるんだろう !?)
ナディーヌ・ピケ所長(↓)は「拍手と罵りが混じっていた」と訂正するけど、どうやら拍手のほうが多かったらしい。

サラ・アブデスラムのムショ暮らし

彼はベッド、机、プレクシグラス(割れない)のTVの独房(9㎡)に入れられ、24時間ヴィデオで監視されている。彼の一日は眠る、TVを観る、お祈り(コーランを与えられている)そして一日2回の散歩が許されている。
「かなりの時間眠っている」とピケ所長、4ヶ月逃げ回った後だものね。

サラ・アブデスラムのムショ暮らし

肝心なのは自殺を防ぐこと。犯人中、唯一の生き残り、唯一の証人だ(口を割ればだけど)。
24時間ヴィデオ監視に加えて、5人ずつ一日計32人が交代で見張っているとか(5人グループが4時間ずつ6交代=30人、後の2人は何をしている?・・・この国では時々、計算のわからない数字に出会う)
ニュースでは、独房のシーツや囚人服は紙で作られている(自殺しようとしても切れる)と報じられたけど、現実には普通の布。
「サラ・アブデスラムと一度お話したい」という囚人が後を絶たないとか。でも彼は他の囚人と口をきいてはいけない。監視人とは「テレビで観たこと、サッカーやニュースの話をする」くらい。今のところ「問題のない、扱いやすい囚人」だそうだ。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


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