長谷川たかこのパリのふつうの生活
気になるニュース、お薦めの映画、
おかしな友達、子供の暮らし・・・
パリのふつうの日常
猫のカップルの年齢差
DATE : 2009-10-27-Tue Comment 0
「猫、飼ってもいい?」
「うちに一匹いなかったっけ?」
「アタシになつくアタシの猫が欲しいのよ!」
娘のカミーユとのやり取りが始まって1年。

猫はテリトリーにこだわる動物だ。6年間も“一人っ子”として暮らしたアナイスが新入りを歓迎するとは思えない。
「雄ならいいんだ、ボーイフレンド欲しがってじゃない」
「お見合いさせたの忘れたの?うまくいかなかったでしょ」
「あれは男が意気地なしだったから・・・」

猫は大好きなので優柔不断にしていたら、行動力だけはある娘は、学校の友達に「子猫求む」と触れ回り、子猫が5匹いる男の子を突きとめ、早速視察にいってきた。
「すっごく可愛いエジプトの血が混じった雄猫」
エジプトってアビシニアン?「だったら早く連れてらっしゃい」というわけで、秋休みに入る前日、子猫がうちにやってきた。5匹の中で一番元気がいいという雄猫だ。

tama.jpg

名前はタマだって。ラムセスとかのほうが似合いそうだけど娘の猫だ、仕方ない。
アナイスが飛び掛ったりするとヤバイので娘の部屋に閉じ込める。

アナイスおばさんには悪いけど、子猫の仕草や表情は圧倒的に可愛い。

tama_dodo.jpg

当面、無関心を装う中年猫。

anaisjulien.jpg


夜遅く、娘の部屋で子猫と遊んでいたら、カリカリという物音。えっ!またネズミ!とギョッとしたら、アナイスがドアを引っかいている音だった。
でも部屋に入ってくるわけでも子猫に興味を示すわけでもなく、私を見上げ「あんた、こんなとこで何してるの?早く帰ってらっしゃい」と迎えに来たのだ。嫉妬ですね・・・

アナイスは6歳、猫の1歳=人間の7歳というから42歳。
40歳という年齢差、しかも女が年上。猫の世界では年齢差なんて関係ないんだろうか?


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お父さんよりリッパ?ジャン・サルコジ
DATE : 2009-10-25-Sun Comment 0
ジャン・サルコジが、デファンス地区開発公団の会長の椅子を諦めたのは、国際的なニュースになった。
ジャン・サルコジはサルコジ大統領の次男、23歳。サルコジ大統領と最初の奥さんとの子供。生まれて3年後に両親が別れ、セシリアに育てられた。

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大学生2年生で県議会議員、早くも政治家の道を歩いている。
23歳でなぜ大学2年生かというと、パリ大学法学部2年を2回留年して今年3回目の挑戦。別に勉強ができないわけではなくて、政治家のほうが忙しくて大学に行く時間がないらしい。

ヨーロッパ一のビジネス新都市デファンスの現開発公団会長が65歳で退職しなければならず、ジャンが、有力にして唯一の会長候補になっていた。
当然、「若すぎる」「えこひいき」「特別待遇」と野党を筆頭に、批難の嵐。
サルコジ一族のことだから批難もバッシングもモノともせず、突き進む、と思いきや、20時のニュースに登場して候補を降りる、と発表。「疑いのある勝利は得たくない」

それはエリゼ宮(大統領官邸)の差し金か、ジャン自身の判断なのか?
「大統領に相談したかと問われればノン、父に相談したかと問われればウィ。彼は多くの父親と同じだし、僕もほかの息子と同じ。問題があれば話し合う。僕はこの決断を父に伝えました。決断は自分ひとりで下し、その結果も自分が請け負います。」

父親よりのアグレッシブさがない、柔らかな話し方だったそう。残念ながら私は見逃した。
「苦い後味はない、批難されるのは政治家の仕事の一部。不平は言いません」

パパ夫婦と、去年結婚した奥さんのジェシカ。
famillesarko.jpg


23歳にしてリッパな“演説”だった、これからの成長が楽しみ、と逆に株を上げる結果になった。

「大統領に相談したかと問われればノン・・・」は、例えば「社長に相談したかといわれればノン、父親に相談したかといわれればウィ」などバリエーションが楽しめて、流行語になりそうだ。


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ワニが多けりゃいいってもんじゃ・・・
DATE : 2009-10-23-Fri Comment 0
フランス人(特に男)はラコステのポロが好きだ。スポーツブランドの中で珍しくフランス製だから・・・?
個人的には、日に焼けた男性にピンクのポロは素敵。

うちの息子も、チュニジアに行くとニセ物ラコステを買ってきて、ワニの大きさや顔つきを比較研究している。
その息子が事務所にやってきたので、「ワニ、好きでしょ?いいもの見せてあげる」とコレットのウィンドウに連れていった。さすがの彼も「ゲッ」と黙ってしまった。

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ワニは一匹だと可愛いが、これだけいるとホントに気持ち悪い。

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鳥肌が立ったワニのレース!
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私はコレットが皮肉でやっているのかと思った。ブランドだ、ロゴマークだ、と騒ぐ人たちへの皮肉。

コレットもなかなかセンスがあるねえ、感心しかけたら、全然マジで、ラコステのホリデー・コレクターシリーズ第四弾。ブラジル人のデザイナーCampana兄弟とのコラボレーションという、ブランド絶賛特別企画だ。

スペシャルエディションを20000枚、限定エディションは125枚、スーパー限定エディションは12枚。
メンズの限定版(真ん中の写真)で1900ユーロというお値段。ワニ・レースはもっと高いはず。
コレットのEshopでも売っている。

買う人の顔が見てみたい。こんなの着たら、彼女に一緒に歩いてもらえないよ・・・


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親たちの離婚
DATE : 2009-10-22-Thu Comment 0
娘の仲良しグループ6人のうち、両親が離婚していないのはうちだけだ。
フランスの離婚率はたしか2組に1組、結婚していないカップルやパックスも多いので、別れる率はもっと高いだろうけど、6組中5組はすごい高さ。

子供たちはみんな一週間おきにママンのうちとパパのうちを往復している。
娘は友達に電話するとき、「今週はどっちだったけ?」としばし考え込んだりしている。

彼らがグチをいうのは、1週間おきに居場所が変わることではなく、母親や父親の新しいパートナー、つまり継母や継父(まま父とは読まないことをたった今知った!)のこと。
突然知らない人と一緒に住むのは、なにかと大変にちがいない。

友達のオリヴィアは母がイタリア人、父がフランス人。別れた後、父親はフランス女性と一緒になった。
この継母が、「あら、その服、似合わないわ。イタリア製なのかしら」とか差別的発言をするアホで、それを聞いて父親が何も言わないのも腹が立つという。そりゃそうだ。

もうひとりの友達エマは、ある晩母親が「今日は料理したくないわ。マクド(ナルド)に行こうか?」
エマが喜んでいると、継父が帰ってきて「マクド?そんなもん、食べたくない。中華のトレーターがいい」
その一声で「そうね、中華がいいわ」と母親は寝返り、中華になってしまった。
マクドに行く!という態勢ができあがっていたエマは、ひどく腹を立てた。
些細なこと、と思われるかもしれないけど、私たちの日常は些細の積み重なり。
それにエマが腹を立てたのは、ハンバーガーか酢豚かの問題ではなく、コロリと新しい彼に合わせてしまう母親の態度なのだ。

逆に“離婚組”の子たちが羨ましがられるのは夏のバカンスだ。
バカンスも父と母で半分ずつなので、1ヶ月母親と田舎に行き、次の1ヶ月は父親と海辺に行く、というようにぎっしりどこかに行っている。うちの子みたいに友達のいないパリで退屈する暇がないのだ。
何かいいことなくちゃねえ。


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13歳女子と男子の“年齢差”
DATE : 2009-10-20-Tue Comment 0
珍しく熱を出して寝ていたら突然騒がしいので、降りていったら娘が5人も友達を連れてきてじゃれ合っていた。女の子が4人に男の子2人。誰かが弟を連れてきたのかと思ったら同級生だって。

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女の子のほうが男の子より早くマセるのは世界共通だけど、フランスではその差が目立つ。
この子たち、みんな中学4年生。といっても落第してるわけではない。
フランスの小学校は5年間で、中学が4年間。中学6年生から始まり、数字が少なくなっていく。つまり彼らは日本の中学2年に相当する13歳だ。

女の子はヒールの靴を履いてるのもいれば、毎日アイラインを入れてくる子もいる。イーストパックにはデオドラントのスプレーが必ず。服はH&MやZARAのソルド。みんな自分に合ったスタイルを見つけようとして、わりと成功している。

片肌脱いだボーダーシャツにショートパンツ。ショートパンツの子は多い。

Rebecca.jpg

グレイのワンピースに同色のストッキング。ショートブーツまでグレイだった。みんな色はとてもベーシック。
ユニクロの運命はいかに?

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一方男の子は小学生のときと変わらないスタイル。

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彼らのおしゃべりを聞いていると精神年齢も女の子のほうが高いので(人数も多かったし)男の子はなかなか太刀打ちできない。そこで彼らが出す切り札は“三枚目”。おどけたり可笑しなことを言って笑わせる。
13歳の男の子も苦労が多いようだ。

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